以後、音楽性の違い、家庭の都合などから九人のメンバー交代があり、現在は十二番目のグループである。

コーラスとして、個々の力量は勿論のこと、グループとしてのハーモニーを確立するという難しさから、その都度レパートリーをさらい直し、新鮮さと特色を少しづつ加えながら、現在に至っている。

１９９１年、トップテナー（ビーマー）の加入以来、現在の安定したスタイルに落ち着き、関係方面から高い評価を受けている。

レパートリーもジャズコーラス、ア・カペラ、ドゥーワップ、Ｊ−ポップ、ラテン、サルサ、そして童謡をお洒落にジャズアレンジするなど、ジャンルを超え幅広く、軽妙なお喋りと共に心地良い空間と雰囲気を演出する。

これまでの活動としては、ベイサイドプレイス、シーサイドパレス　マリゾン、福岡ドームスポーツバー、シーホークホテル、イムズホール、キャナルシティーなど、博多・天神地区における様々なイベントへのゲスト出演、久留米地区を中心とした九州一円でのライヴ活動、ヤス岡山氏（ドラム）・山村隆一氏（ベース）・田部俊彦氏（サックス）らをはじめとする地元の一流ミュージシャン、さらには世良譲・金子マリ両氏との共演を通じ除々に実力をつけてきた。

また、NHK−FM、FM福岡、RKBラジオ＆テレビ、テレビ西日本への番組出演、さらにTV・ラジオのコマーシャルにも起用され、子供からお年寄りまでファン層を広げ、知名度も上がってきたが、一時的なア・カペラブームに流されることなく着実に正統派ジャズコーラスグループとして活躍中である。